#3 【”This is a pen” は使わないけど、“this”も”is”も”a”も”pen”も良く使う】という話

よく言われる話で、
「日本の英語教育は間違ってる!」
「◯年間学んだけど、結局話せる様にならなかった!」
という論調がございます。
確かにごもっともで、だから少しずつ義務教育過程での英語教育は改善されているのですが、
この話に抜け落ちているのは、
「それでは、あなたはその◯年間一心不乱に英語に打ち込みましたか?」
という話です。
私の場合をお話しますと、
私は、中学・高校・大学とバドミントン部で、その全てでエースで主将でした。
運動神経は良い方でしたが、でも、何よりも、
好きだったから練習以外でも自主練習をしたし、
努力を努力と思っていませんでした。
私の実家の近所では、夜、ある時刻になると、ヒュンヒュンと素振りの音がして、
「おっ?田中さんとこの息子さん、今日も精が出るね〜」
と評判になっていたそうです😅(ご理解のある皆様で幸いでした😌)
そのお陰で、
中学時代、高校時代は横須賀市内で一番の成績を残し(県大会に行くとてんでダメでしたが😅いやはや、上には上がいる)
大学でもエースとして戦う事が出来ました。
では、その間、私が同じ様な情熱で英語に打ち込んでいたか?と言うと、
『NO』です。
【努力は夢中に勝てない】
誰の言葉か忘れましたが、私の好きな言葉です。
私も漏れなく義務教育過程で英語を話せる様にはなりませんでした。
ただ、義務教育過程で教わった事で、心に残り、今英語を話せる、教える立場になった時に活きている事は数多くあります☺️
結論、義務教育過程で教えている事、その要素は決して間違っていません。
冒頭の、
This is a pen.
ですが、文法的に言えば、シンプルながら、英語の核となる要素が詰まっている、良い例文です。
恐らく、英語が話せる様になる過程を、
【フレーズを増やしていく】
という考え方で捉えていると、
使わないフレーズ=無駄なフレーズ
という事で、
義務教育過程で習うフレーズ=無駄なフレーズ
となってしまうのだと思います。
フレーズをひたすら増やしていく方法は、近道な様で、いずれ限界が訪れます。
帰国子女、留学生が日本に帰って来て、英語環境が無くなった途端に英語が話せなくなる理由の一つは、日々生活の中で必要なフレーズを繰り返す中で英語を覚え、そのフレーズを使わなくなる事で忘れてしまうからです。
骨組みがないのに、外側を作りあげるのに似ています。
しかし、文法という骨組みがあると、フレーズ以上に応用が効きます。
方程式の様に、単語さえ変えれば、様々なパターンに当てはめられるからです。
英語が話せない方は、ご自身が情熱を傾けられるきっかけが無かっただけです。
(そういう意味では、情熱を持つキッカケが提供出来ない学校教育なのだとすれば、それは何より大きな問題だと言えます。)
私の場合は、幸い学校教育の中で、英語学習への情熱の種を植えてもらい、その後時間は掛かりましたが、モチベーションが上がるきっかけ(恋愛と留学)に恵まれ、努力した結果、英語が話せる様になりました。
何十年経ってもその情熱が少しでもある方は、私の所に学びに来て頂いている皆様の様に、遅かれ早かれ英語を真剣に学ぶ事になります😌そして、必ず話せる様になります。
『This is a penなんて使わない❗️』
『義務教育過程はダメ❗️』
なんていう、
不毛な議論、やめませんか❓
もし、皆さんが英語を学ぶ情熱を持てない様であれば、我々ブレイキング・イングリッシュのレッスンはそのキッカケを少し提供出来るかも知れません😉
様々な海外経験の中で感じた、英語を学ぶ魅力、ぜひレッスンを通して感じて頂ければ幸いです☺️
お問い合わせお待ちしております❗️
着物英会話講師👘 KOI(田中孝一)
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